沖縄離島旅行の持ち物チェックリスト

国内旅行に行く場合、たとえ「忘れた!」という物があっても現地で調達できることがほとんどなので荷物は最低限でもOK。ただ沖縄で離島に渡る場合、「行った先で買えばいいや」と思っていたら離島価格(輸送コストがかかるため)が上乗せされて、思いの外高くついてしまった!ということもよくあります。
そこで、離島旅行に行く際「これはぜひ事前に準備していって!」というものをピックアップしてみました。旅行の前にチェックしてみてください。

沖縄のマリンレジャーであると便利な持ち物

サンゴに優しい日焼け止め


日差しの強い沖縄への旅行に欠かせないのが日焼け止め。現地でももちろん購入可能ですが、離島に渡ってしまった後となると種類も限られますし、肌に合うものが売っていない可能性も考えられます。旅行前にしっかり準備しておきましょう。

特に海のレジャーに使用する日焼け止めは、サンゴを守るためにも処方内容をしっかりチェックして購入しましょう。
沖縄では使用禁止になっている成分はありませんが、ハワイなど海外の一部地域では、「紫外線吸収剤が処方されている日焼け止めがサンゴなどの生き物に悪影響を及ぼす」とされて使用も持ち込みも禁止となっており、世界的にもその動きが広がりつつあります。現在日本国内で販売されている日焼け止め製品はまだサンゴに優しい成分処方じゃないものも多いので、海外の基準で禁止となっている成分が入っているかどうかを確認してから購入すると良いでしょう。

気をつけたい成分

  • オキシベンゾン
  • オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)
  • 『ナノ化』された成分

これらは「紫外線吸収剤」と呼ばれる成分で、サンゴに悪影響を及ぼす可能性がある化学物質です。日焼け止めを選ぶ時は「紫外線散乱剤」である酸化チタンや酸化亜鉛がベースになっているものを選ぶようにしましょう。
またナノ化された成分(粒子をナノレベルまで細かくしたもの)もサンゴには良くないと言われています。ノンナノのものを選ぶようにしましょう。

酔い止め


船での移動が必要な離島旅には必須アイテムの酔い止め。普段はあまり乗り物酔いをしない人でも、離島によっては長時間の船移動が必要なところもありますし、小型船など揺れやすい船での移動になる場合もあります。飲み慣れたものを準備しておくと安心です。

シュノーケル・マウスピース


沖縄の海でシュノーケリングやダイビングを楽しむ場合、使用する道具はレンタルで借りられる場合がほとんどなので水着のみ持参予定の方も多いと思いますが、シュノーケルやマウスピースは直接口に含んで使用するため、自分用のものを持参した方が安心という方も多いです。

ダイビングに使用するマウスピースについては、レギュレーターに合わないと使えないおそれもあるため、利用する予定のダイビングショップに問い合わせてから購入するようにしましょう。現地のショップで追加料金を支払うことで新品と交換してもらえる場合もあります。

マリンシューズ


海に入る時はフィンを履いたり素足でも大丈夫な場合もありますが、砂浜や岩場では怪我をしないようにマリンシューズがあると安心です。特に沖縄のビーチによく落ちているサンゴのかけらは踏むと結構痛いので、砂が入りにくいタイプがおすすめとなっています。
ツアー会社やダイビングショップでもレンタルできるところはありますが、自分のサイズに合ったものの方が脱げにくいので用意しておきましょう。