離島の中には本島から車で訪れることができる島もあります。車で訪れるメリットはなんといっても橋から見えるその絶景!沖縄の海を堪能できる、ドライブ旅におすすめの離島を紹介していきます。
沖縄本島 北部
屋我地島(やがじしま)
本島の北部に位置する島で、名護市にあります。本島とは屋我地大橋、ワルミ大橋で結ばれており、人気観光地でもある古宇利島とも結ばれています。
名所:ワルミ大橋
本島今帰仁村から伸びる美しいアーチ橋。エメラルドグリーンのワルミ海峡とヤンバルの大自然を眺めることができる絶景スポットとしても有名な橋です。全長315mで歩道もあるので歩くこともできますが、結構な高さがあるので注意しながら渡ってください。
奥武島(おうじま)
本島と屋我地島をつなぐ周囲1.6km、人口およそ1,000人の小さな島。
神様に祈りを捧げる拝所が多数存在し「祈りの島」と呼ばれることもあります。
おやつ代わりに食べられることも多い天ぷらも有名で、のどかな漁村風景が見られるゆったりとした時間が流れる離島です。
名所:竜宮神(りゅうぐうしん)
奥武島の代表的なパワースポット竜宮神は、奥武島の南に位置する海のすぐそばにある独特な形をした岩。航海の安全などを祈る行事が毎年行われ、奇岩は御神体となっています。
近くに行くこともできますが、足場が悪いので脱げにくいスニーカーなど岩場を歩きやすい靴で向かいましょう。
古宇利島(こうりじま)
有名なCMの撮影スポットがある島としてもおなじみの古宇利島。屋我地島から伸びる古宇利大橋を渡って行くことができます。
古宇利大橋は全長1,960m。無料で通行できる橋の中で日本一の長さとなっています。
名所:ハートロック
別名「恋島」とも呼ばれる古宇利島の代表的なパワースポットがハートロック。ある角度から見るとハートに見えるという奇岩で、波の侵食によって出来上がった自然の息吹を感じることができます。
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瀬底島(せそこじま)
本島から瀬底大橋を経て車で行くことができる離島、瀬底島。那覇空港からは高速利用で2時間ほどかかりますが、沖縄No.1人気スポットでもある美ら海水族館に近いこともあり、ハイシーズンにはたくさんの観光客が訪れている人気の島です。
名所:瀬底ビーチ
島の北部にある全長800mの天然のロングビーチは、海水浴やマリンアクティビティを楽しみたい人にオススメのスポット。白い砂浜とエメラルドグリーンの海を思う存分楽しめる上、きちんと整備されていてシーズン中は監視員もいるため、小さいお子さんも安心して遊ばせることができます。
沖縄本島 中部
平安座島(へんざじま)
うるま市にある平安座島は周囲7kmの小さな離島。戦前は貿易の中継地として知られており、現在も島の8割に石油基地が残されていて巨大な石油タンクが立ち並ぶ光景を見ることができます。
本島から海中道路を通じて行くことができ、隣には宮城島、また伊計島(伊計大橋)や浜比嘉島(浜比嘉大橋)とも橋を通じて繋がっており、他の離島へ渡る時に必ず通る島としても知られています。
名所:平宮護岸アートコンクール
島の東側を通る海沿いの通りにあるおよそ1kmの護岸に、うるま市内の小・中学生が描いた壁画アートが並んでいます。毎年コンクールが行われており、カラフルで温かみを感じるアートをドライブしながら鑑賞することができます。
宮城島
沖縄本島から平安座島を経て行くことができる宮城島。
穴場ビーチでの海あそびや命の塩「ぬちまーす」の工場を見学することもできます。パワースポットや絶景スポットめぐりを楽しむ人にも人気がある島です。
名所:果報バンタ
沖縄の塩工場「ぬちうなー」(見学無料)の敷地内にある、有名な絶壁の崖。果報は幸福、バンタは崖を意味し、「幸せ岬」として訪れた人に幸せをもたらすパワースポットとして知られています。エメラルドの海と緑が生い茂る崖の絶景で大自然の息吹を感じることができるスポットとしても人気です。
伊計島
本島から平安座島、宮城島を経たさらに先にあるのが伊計島。サトウキビ畑が広がるのどかな島で、透明度の高いビーチでの海あそびを求めて訪れる人も多い人気の離島です。赤い色の伊計大橋とシーサー、そして青い海とのコントラストで沖縄らしい風景を楽しむこともできます。
名所:伊計ビーチ
マリンレジャーを楽しむこともできるこじんまりとしたビーチ。島に渡ってすぐのところにあり、シャワーや売店などの設備も整っているため安心して遊ぶことができます。夜にはバーベキューを楽しむこともできます。
浜比嘉島(はまひがじま)
本島から海中道路で平安座島を経由して行くことができる浜比嘉島。パワースポットが多いことで知られ、神々が住む島と親しまれています。昔ながらの古民家が並ぶ集落をめぐることもできる、のどかな時間が流れる離島です。
名所:シルミチュー霊場・アマミチューの墓
シルミチューはシネリキヨという男神。そしてアマミチューはアマミキヨという女神で、この男女の神様が3人の子をもうけ、沖縄の民の始祖となったという言い伝えが残っています。
その神々が住んだ場所と言われているのが「シルミチュー霊場」という鍾乳洞で、子宝のパワースポットとして知られています。
また「アマミチューの墓」はアマンジと呼ばれる小島にあり、シルミチューとアマミチューが祀られているとされる祠があります。五穀豊穣、無病息災、子孫繁栄を祈願するパワースポットとして知られています。